放射能は大丈夫?

ここ岩手の洋野町は事故のあった福島から200km以上離れております。また地元のきのこは買い付け前に、その地区でのきのこの検査をしてから買い付けを行っております。
きのこの採れる時期は?

ここ岩手では主にちちたけは6月から7月頃、あみたけは6月頃と10月頃の2回、ならたけは9月頃から11月頃まで、山ナメコは9月頃から11月、舞茸は10月頃、まつたけ9月頃とおおむね9月から11月の間に出ます。
(豆知識 10月15日はきのこの日です。)
きのこはどのようにして保管しているの?

弊社では地元のきのこ採りの方から塩漬けになったきのこや生のきのこを買い取りほとんどのきのこを塩蔵にて保管しております。(一部きのこの特性にあわせて冷凍、乾燥にて保管するきのこもあります。)

※塩水や塩漬けのきのこはビニール袋や煮沸消毒した瓶などの容器に塩を良くまぶしフタ塩をして出来るだけ空気を抜き密閉後直射日光を避けて冷蔵庫などに保管してください。塩が甘いとキノコにカビが発生しますので気をつけてください。また袋にて長期保管しますとビニール特有の臭いがきのこに付く場合がありますのでご注意ください。水煮につきましては一度に使い切ってください。
きのこに白い虫が付いてる

天然のきのこは自然の環境で生育するために約1センチ程度糸状の白い虫(マツタケチョウバエ、ショウジョウバエ等のキノコバエの仲間)が付くことがよくあります。これは天然きのこでは当たり前のことであり、きのこを採っていつも食べている地元の人などは「天然きのこは虫も含めてきのこだよ」と乱暴な表現をする方もいますが、昨今のハウス栽培や農薬散布により虫の無い状態が大半を占める野菜が主流の時代では、このきのこ虫を見ただけで食欲が失せ、なんで虫がいるのと憤慨する気持ちも理解できます。しかし、きのこは自然との共生の中で育まれた生命でありますので虫が付くことは避けられない事も事実です。
※またキノコ虫を体内に取り入れたとしても重大な影響を与える物ではありません。
虫取りの方法

・生のきのこの場合は、ボウルなどに濃いめの塩水をはりつけ置きして虫取りします。
・塩蔵、塩水きのこの場合は、ボウルに水をはり塩出ししながら虫を同時にとります。
・水煮の場合は、ザイルに開けて軽く水洗いしてからご使用ください。
※弊社の水煮商品につきましては製造工程の中では、「きのこの塩抜き時の虫だし」その後「専用の機械での洗浄」と「手洗い洗浄」により松葉や落ち葉などのゴミや虫を取り除いております。この3工程でほとんどの異物が取り除かれますが、きのこの軸に入っていた物などは完全に取り除く事が出来ない場合がありますので、ご使用の前に軽く水洗いをしてからお使い頂くようお願いいたします。

※またキノコ虫を体内に取り入れたとしても重大な影響を与える物ではありません。
毒キノコの見分け方は

良く昔から「縦に裂けるきのこ」「虫が付いてるきのこ」「色が派手ではないきのこ」「塩漬けして毒抜きする」「においが良いきのこ」「なすと一緒に食べれば大丈夫」など俗説が多くありますが、
全てにおいて間違いです。簡単に見分ける方法はありませんのでよく調べるか少しでも不安のあるきのこは口にしないほうが良いです。
※まずは猛毒の毒キノコから覚えるのが良いのかもしれませんね

キノコの食べ方

きのこの中には様々料理に合う万能型とせまい限られた料理にしか向かないものなどがあります。

しめじ、まいたけ、しいたけ、あみたけ、ならたけ、ひらたけ、むきたけ、なめこ等は比較的様々料理にあいます。きのこ鍋、炒め物(あんかけ)、おろし和え、おひたし、みそ汁など

こうたけ、くろかわ、いわたけ、松露、などは限られた料理によって味が生かされます。

近頃では「きのこ料理の専門書」が多数販売されておりますの参考にされてはいかがでしょうか。
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